通信制高校のスクーリングについて

東京都在住の佐久間です。

通信制高校というのは、基本的に自宅での学習がメインになりますが、学校によって決められた日数は登校して授業を受けなければなりません。

それが「スクーリング」というものです。

なぜ学校に登校して授業を受けなければならないかというと、単位を修得するという卒業要件を満たすために必要なものだからです。

通信制高校 スクーリング
出典元:photo AC

スクーリングの日数・形態について

スクーリングの日数は学校によってさまざまですが、週に1日からの学校が多く、月に1~3日ほどが主流となっているようです。

登校してして授業を受ける「通学型」が基本ですが、中には、時間をとれないという人向けに、一定の時期に集中してスクーリングを行う「集中型」や、学校に通わず宿泊施設などを利用して、短期間でまとめてスクーリングを行う「合宿型」もあります。

 

スクーリングでは何をするの?

スクーリングというのは前述したとおり、単位を取得したり、卒業要件を満たすために必要なものです。学校にあまり通学したくない場合は、まとめてスクーリングを受ければ日数を減らすこともありません。

スクーリングでは、主にレポートの作成と提出(添削指導)が中心になります。レポートを提出してそれが添削されて戻ってきますので、自分がどのような問題で間違っているか確認することができます。

場合によっては、課題の意図がわからなかったり、どうして間違えたのかわからなったりすることもあります。そういったときに、直接確認し指導を受けて問題を解消できる場がスクーリングなのです。

通信制高校は単位制で各科目に単位が設定されていますが、1単位を修得するのに、レポート3回とスクーリング1回が必要となります。

ただし、理科、外国語、芸術、保健体育などは、スクーリングが重要となっているため、1単位を修得するのにスクーリングは5回程度必要になることもあります。

 

まとめ

通信制高校によってスクーリングの形態はさまざまです。通信制高校によっては、複数のコースの中から選択することができる学校などもあります。

スクーリングは通信制高校にとって卒業するために欠かせないものとなります。

通信制高校を選ぶ際ですが、どのようなスクーリングの形態が自分にあっているのか検討することも大事なポイントになります。